世界自然遺産にも登録された
自然豊かな環境。
沖縄北斗は、世界自然遺産にも登録された東村にあります。
広大な敷地からは豊かな海も臨め風光明媚な環境でアグー豚を育てています。
オールイン・オールアウトを実施
疾病の発生リスク低減等のため、分娩舎・肥育舎・離乳舎では豚を一斉に導入し、一斉に移動させる「オールイン・オールアウト」を実施。豚舎は徹底して水洗・消毒します。また分娩舎に導入される母豚自身も消毒を行い衛生管理をしています。
スタッフ以外は一切立ち入り禁止
スタッフは作業前にシャワールームにてシャワーを浴び、指定の作業着に着替えます。他の畜舎への移動にも細心の注意を払っており、安心安全を第一に考え行動しています。
ゆとりのある豚舎でストレスの少ない環境
豚はとてもデリケートで清潔好き。そのため、広々とした豚舎で、ストレスの少ない清潔な環境づくりを心がけています。
- 増殖舎
- 種付けは100%人工授精で行ないます。人工授精の効果としては、種付け時間の短縮、肉質の均一化、受胎率の向上という点が挙げられます。
- 繁殖豚舎
- 母豚は室温約18℃、生まれて間もない子豚は約37℃の環境を好みます。そのため環境調節には一番神経を使う場所です。
- 肥育舎
- アグー豚は、発育速度が遅く出生数も少ないという点もあります。頭数を多くすると管理が行き届かなくなるため、飼育頭数を限定することで、豚一頭、一頭に目を向けることができ、体調の変化にもすぐに気が付く事ができます。
オリジナルブランド豚「パイとん®️」には東村の特産パインを活用した
独自のブレンド飼料を与えています。
沖縄北斗が在する東村は『日本一のパインの村』。特産パインを活用したオリジナルの飼料を与えて、循環型農業を実施しています。
名水の里として名高い東村の天然水にEM活性化液を加えています。
豚の健康維持のために、東村の天然水にEM(有用微生物群)活性液を加えて豚の腸内環境を整えています。
アグーは沖縄固有の
貴重な在来豚です。
その歴史は古く、今から約600年前に中国から導入され、沖縄で飼育され続けていた島豚が『アグー』の起源であると言われ、古くから食文化を支えてきた存在と言えるでしょう。
しかし、第二次世界大戦の影響でアグーは激減。
さらに、戦後アメリカ等から大型で発育の早い西洋品種が導入され豚の改良が行われました。そのため、小型で発育の遅いアグーの頭数は減り西洋品種との交配による雑種化が進みました。
絶滅したと思われていたアグーですが、名護博物館が1981年にアグーの全県的な調査を実施した結果、約30頭が存在していることを確認。そのうち、18頭が北部農林高等学校に集められ、約10年の歳月をかけて雑種化を取り除くための戻し交配が行われました。
努力の結果、現在では戦前に近い形質を備えたアグーが復元されました。
沖縄北斗のアグー豚
沖縄北斗では、この素晴らしいアグー豚に更に手をかけ、他の追随を許さない最高肉質豚の生産に成功いたしました。
沖縄在来豚アグー雄と厳選されたランドレース雌の交配により生産し、肥育にあたっては疾病対策や生育状況等のきめ細やかな管理を行っています。
また東村ブランド豚「パイとん®」は、飼料に乾燥パイン果皮飼料やパイン果汁を与えるなど、手間ひまかけて唯一無二のアグーブランド豚へと育てあげました。
柔らかく、口の中でとろける良質の脂身の旨味と甘みのハーモニーをお楽しみ下さい。